【家づくりノウハウ】方角ごとの玄関の特徴とは？

家を建てる際、玄関の位置は重要ですよね。各方角の特徴をご案内致します！

【東の方角】

東向きは日当たりが良いので、明るい玄関にする事が期待できます。また、東側に玄関があると南側のリビングや庭に視線が入らないためプライバシーが守られやすいです。

その反面、東向きの方角は朝の日差しが強く眩しくなるため、屋根や庇、植物を植えるなど直射日光を防ぐ対策が必要となりそうです。

【西の方角】

西向きの方角での懸念点は西日です。朝から昼にかけては日が当たらず日陰になりますが、夕方の西日だけ強く当たるので玄関が劣化してしまう可能性があります。

ですが、西側に玄関を置く事で日当たりを必要とするリビングや庭などの部屋を南側に広く取る事が期待できます。

西日による劣化や室内温度を上げてしまう熱は、家の断熱性能を上げる対策や紫外線に強い素材を使う事で改善が可能となりそうです。

【南の方角】

南向きは家相でも吉とされている方角で人気があり、日当たりが良い明るい玄関にする事ができます。ですが、南側に玄関を置く事で南側に配置したいリビングや庭のスペースが狭くなる懸念点があります。南向きに玄関を置く場合は直射日光を防ぐ屋根や庇を設置した方が良い可能性があります。

【北の方角】

北側は日当たりが悪いため寒く、暗くなりやすいです。 北海道では雪が溶けにくく弊害が起きやすい可能性があります。ですが、北側に玄関がある事で南側や東側にスペースが空き、リビングなど日当たりを必要とする部屋を広く取る事ができます。玄関までカーポートを広げれば雪を避ける事ができますし、風除室（玄関前に設けられた小部屋）を設ければ冬でも玄関を暖かく保てるため、北側でも計画次第で利便性のある玄関にできる方角といえます。

お家の購入や建てられる際にはご参考になれば幸いです。

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