【家づくりノウハウ】つなぎ融資とは?
つなぎ融資とは?
住宅の引渡し前に発生する費用を支払うため、一時的に利用する融資のことをいいます。
住宅ローンは、完成した住宅を引き渡す際に融資が実行されますので、住宅ローンは住宅が完成するまで組むことができません。その為、完成前に必要な資金は別途用意しなければなりません。その場合、つなぎ融資を利用することで、自己資金を出さなくてもこれらの費用を支払うことができます。つなぎ融資で借入した資金は、住宅ローンのように一定額ずつ返済する形ではなく、住宅ローンの融資実行時にまとめて返済するのが一般的になります。
つなぎ融資利用のタイミングは?
つなぎ融資を利用する場合としては、注文住宅の購入時があります。対して、建売住宅を購入する場合には、売買契約時に手付金を支払い、引き渡し前に残金を決済致します。
注文住宅を購入する場合は、土地購入の代金・建物工事の着工金・中間金(上棟金)等をお支払い、最後に残金を決済することになります。
上記全ての資金を自己資金でご用意するのが難しい場合、つなぎ融資を利用するのが一般的です。また、注文住宅以外にも住宅の買い替え時に、「買い先行」で進める場合、つなぎ融資が役立ちます。買い先行の場合、購入金を事前に用意しておく必要がある為です。この場合、つなぎ融資で購入資金の確保ができれば余裕を持った買い替えが可能となります。
つなぎ融資の他にも分割融資というものがあります。こちらは、住宅ローンの総額を複数回に分けて受け取れる融資のことを言います。
★着工金・・住宅価格の30%が目安です。
★中間金・・住宅価格の30~60%が目安です。(中間金を設けていない会社も有)
★買い先行・・住んでいる住居の売却前に新居を購入する場合のこと
分割融資とつなぎ融資の違いとは?
・分割融資は土地や建物を担保にして借入を行うものになります。
・つなぎ融資はハウスメーカー等の宅建業者が保証することで、提携する金融機関が不動産の購入者に融資するものです。住宅ローン審査を通過することが前提で、住宅ローンの融資額がつなぎ融資の上限額になります。
つなぎ融資のメリット
・資金を確保することが出来、新居購入を進めることができます。
・買い時を逃さず、好条件の土地を確保することが可能になります。
つなぎ融資のデメリット
・通常の住宅ローンを比べると金利が高く設定されている点です。
・住宅ローンとセットで契約するのが一般的なので、つなぎ融資を利用できる金融機関が限られてしまい住宅ローンの選択肢が狭くなってしまいます。
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