ウォンツをシーズでニーズ化する
呪文ではありません。
WantsをSeedsでNeeds化する。
書き換えるとこうなります。
前職時代の長いキャリアの中では、何度か年間優秀賞の類の表彰を頂いたことがあります。
このフレーズは、その何度かある栄誉の授賞式の場で、スピーチを披露した際に使用した言葉です。
その時の主催者から頂いたスピーチのテーマは、
「なぜ売れ続けることができるのか、を説いてほしい」
というものでした。
そうです。
お相手のニーズに応えることができれば、サービスの提供は成立します(要するに『売れます』)。
重要なのは、売れ続けることなのです。
お相手が同じでも、かわっても
エリアが同じでも、かわっても
提供サービスが同じでも、かわっても
景気が良くても、悪くても
・・・etc.
つまり、あらゆる条件下でも成果を出し続けるためには、
顕在ニーズに対応するだけでは難しいのですよね。
ウォンツ(Wants)を探り、お相手のまだ気づいていない潜在ニーズに先回りしてご提案差し上げる。
意外と、この差が決定的な結果ギャップを生み出しますよね。
いつの世も。
ただ、この成果を創出するためには、
潜在ニーズへの対応を可能にするだけのシーズ(Seeds≒アセット)を整えておくことが、必要条件となりますがね。
果たして、その準備は十分でしょうか。
コロナウィルスの影響で、ビジネスの常識もすっかり変化してしまいましたが。