お問い合わせ 0120-62-1862

【家づくりノウハウ】用途地域とは

 

用途地域』とは「都市計画法」に基づき、「住居系」「商業系」「工業系」等 用途に応じて土地を 13種類 に分けたものをいいます。そのうち「住居系の8種類」についてご説明させていただきます。

 

第一種低層住居専用地域】

2~3階建て位の低層住宅の良好な住環境を保護する区域です。小中学校・診療所・寺院等も建築可能です。高さは制限があり、10m又は12m以下になるように制限がかけられています。

 

【第二種低層住居専用地域】

主に低層住宅の良好な住環境を保護する地域です。第一種低層住居専用地域の用途に加えて、コンビニ等の小規模な店舗や飲食店も150㎡以下であれば建てられます。

 

【第一種中高層住居専用地域】

3階建て以上の中高層住宅の良好な住環境を保護する地域です。大学・病院・500㎡以下の店舗等が建設できます。高さ制限はないですが、日影規制と呼ばれる一定時間以上の日照時間を確保するための制限があります。容積率が高めに設定されているので、中高層のマンションが多い地域になります。

 

【第二種中高層住居専用地域】

第一種中高層住居専用地域の用途に加えて、1500㎡までの店舗や事務所も建設できますので、人の出入りが多くなりやすい地域です。

 

【第一種住居地域】

住宅・病院・店舗や飲食店・オフィスビルやホテル等も建築可能な地域です。高さ制限はなく、日影制限があること等、第一種中高層住宅専用地域と同様になります。

 

【準住居地域】

第二種住居地域の用途に加えて、倉庫、他住環境を悪化させない小規模工場の建設ができる地域です。

 

【田園住居地域】

2018年に制定された新しい用途地域です。低層住居専用地域に近い建築制限ですが、農業を促進させるような500㎡以内の販売店や飲食店・農作物の集荷・処理場等も建築できる地域です。

 

【ポイント】

①住居環境として考慮すると各々利点と欠点があります。例えば、利便性が高いことは利点でもあり、静かな住環境ではなくなる可能性があります。どの地域が自分の住まいに適しているか見極めることが大切になります。

 

②現在は、低層住宅のみの地域であっても用途地域が低層住居専用以外はいずれ大きな建物が建つ可能性があります。日照や景観が悪くなるだけでなく、人の出入りが多くなり、治安が乱れる恐れがあるので注意が必要です。

 

➂用途地域を調べる際には、インターネットの『用途地域マップ』を検索して調べたい土地情報を入力する方法の他、各市町村のホームページでも用途地域を調べることができます。

 

用途地域という用語を初めて耳にされる方もいらっしゃると思いますが、お家づくりを検討する上ではとても重要になります。

 

このような細かな疑問にも、相談会でご案内させていただておりますので、お気軽にお問合せをお待ちしております。

 

無料相談会

ご相談の詳細はこちら

 

 

来店・相談予約 来店・相談予約
イベント・セミナー イベント・セミナー
オンライン相談 オンライン相談