地元北海道の会社に強い
建築費用の構造
おうち造りに関わる建築会社が、札幌近郊だけでも
600社はあるという話が一説には存在するのをご存知でしょうか。
その中には、全国展開しているいわゆる「ハウスメーカー」も
あれば、地元地域密着の「工務店」と呼ばれる建築会社、
設計のみを専門とする「建築家事務所」なども含まれます。
また地域密着の工務店の中にも、新築住宅にたずさわっている会社も
あれば、リフォームやリノベーションのみを専門とする会社もあり、
約600社といってもまさに様々な建築会社が混在しているのです。
ハウスメーカーと工務店とを比較すると、その建築費用は
一般的にはハウスメーカーの方が高くなる傾向にあります。
それは、ハウスメーカーと工務店との価格の構成要素には、
両者間で大きく異なる要素が1つ存在するためです。
いわゆる「間接費」として括れるものがそれで、
更に詳しく分解すると、「広告宣伝費」や「人件費」
「アフター保証費」などがその間接費の構成要素になります。
例えば、広告宣伝費。
地上波テレビコマーシャルをはじめとする広告費は代表的な例です
が、身近な間接費としてわかり易いのは住宅展示場かも知れません。
複数のハウスメーカーがモデルハウスを建築し、札幌市内でも豊平
や宮の沢、森林公園など10カ所程度存在する住宅展示場ですが、
各メーカーごとそれぞれの区画には月額の「家賃」が
発生しています。
年換算にすると、〇〇〇〇万円が一会場あたりの家賃となります。
そして基本的には、
いつでも自由に見学に訪れることが可能なのが住宅展示場。
みなさまが飛び込みで訪れてもモデルハウスをご案内できるよう、
そこには常駐するヒトが存在します。
更に忘れてはいけないのは、各区画には当然ですが
立派な「おうち」(モデルハウス)が建っていますよね。
これらがイチ会場でワンセットですから、
展示場に出展している数の分だけその費用が間接費
(広告宣伝費)としてかかり続けていることになります。
一方でかりに多少コスト高になったとしても、
充実したアフター保証は魅力的かと思います。
しかしながら昨今、全国型ハウスメーカーと同様の長期アフター保証
をそなえた地元の工務店が増えてきている事実はご存知でしょうか。
そして下請けの依頼を受ける形で、
ハウスメーカーの家づくりを実現している「実力派」工務店も
多数存在しています。
何かと物価高で家計も心配な昨今ですから、
もし家づくりと直接関係ない間接費を多く費やさず、
ハウスメーカーと同等もしくは同等以上のレベルで家づくりや
サービスが付帯されながら、数百万円もお安くお家づくりが実現
できるとしたら、みなさんはどちらをお選びになりますか。
強みや特徴がさまざまな建築会社
工務店がハウスメーカーよりリーズナブルにお家づくりが実現
できる背景には、先述の間接費の差分のほかに、
専門分野を絞っているという側面も存在します。
ビジネス用語で「選択と集中」ということばが存在しますが、
それを体現している代表が工務店と言えます。
つまり「ここはどこにも負けないが、それ以外はやらない」と
得意分野を決め経営資源(『ヒト・モノ・カネ』とも言われます)
を集中投入する事で、直接費を最小化する努力を積み重ねることで、
皆さまのおうちづくりの価格をリーズナブルに実現しているのです。
「リフォームやリノベーションのみを専門にする」会社もあると
先にお話ししましたが、新築を専門とする工務店の中でも、
さらに得意な分野が大きく異なっているということになるのです。
みなさんがもし、「何はともあれ冬の暖かさを求める」性能重視派
にも関わらず、デザインを売りにする工務店に建築を依頼
してしまったらどうなってしまうでしょう。
逆に「優雅な空間の中でクリエィティブな暮らしをしたい」と
デザインを優先したいにも関わらず、
性能を重視するあまりそういったデザインに長けた家づくりを
経験してこなかった工務店に建築をお願いしてしまったとしたら…。
仮に建築前にそのミスマッチに気付き契約には至らなかった
としても、そこに至るまでのモデルハウス見学や打合せに費やして
きた時間を考えると、ただただもったいないとは思いませんか。
「地元の会社に強い」理由
リーズナブルに賢くお家づくりを実現しようとしても、
数百社の中から自分たちの志向に合う会社を見極め、
選んで決める事は、思った以上に大変な道のりです。
「住まいの相談窓口むすぶ」は、2018年1月に開設しました。
創業者であり代表の布広は、(北は北海道から南は九州鹿児島まで)
全国数百社の建築会社と携わる経験をもち、
各地域に密着した家づくりの特徴を知っています。
亜寒帯地方に属する北海道のおうちづくりにはどんな条件が必要か。
建築会社各社は何が得意か(何が苦手か)。
TOPである社長がどんなビジョンを持ち会社メンバーと
共有しているか(していないか)。
現場メンバーは顧客視点で行動しているか(自分目線か)。
アフターなど建築後のフォロー体制は備わっているか(いないか)。
など等…
それらを熟知した上で、
「建築会社分布図」(上図)にそれぞれ存在する特徴群の中から、
実力派の会社とビジョンを共有し交渉を重ね、
現在は60数社と提携しています。
某大手カウンターでは決して紹介されない
実力派企業も多数ラインナップされているので、
みなさんの納得いく建築会社選びをお約束させていただきます。